サーフィン中に滑りやすいのはワックスのせい!? 正しいワックスの塗り方!

サーフィンワックス

はじめに

サーフィン中に滑りやすくて困ったことはありませんか?

そんな滑りやすさの問題も、ワックスの塗り方を見直すことで解決できる方法があります。

今回は、サーフボードへのワックスの正しい塗り方とその効果を、初心者にも分かりやすく解説します。

ワックスが滑りにくさを左右する理由とは?

ワックスの役割

サーフボードに塗るワックスは、ボードの表面を滑りにくくし、ライダーがしっかりと足を固定できるようにするために使われます。

サーフィンでは、ボードの上でバランスを取ることが重要です。

そのため、ワックスの塗り方や質がサーフィンの快適さに大きく影響します。

特にサーフボードは、表面が非常にツルツルしているため、そのままでは足が滑ってしまい、安定したポジションを取ることができません。

ワックスはその滑りを防ぎ、ライディング時のグリップ力を高めてくれる重要なアイテムです。

滑りやすさはワックスの塗り方で決まる

「ワックスがしっかり塗られていないと滑りやすい」というのは、初心者にとってはよくある悩みです。

実際、ワックスの塗り方が正しくないと、十分なグリップが得られず、足元が滑ってしまうことがあります。

例えば、ワックスを薄く塗りすぎたり、重ね塗りを怠ると、表面が滑らかになりすぎてしまうため、しっかりとしたグリップが得られません。

逆に、ワックスをしっかりと塗り、適切に重ね塗りをすることで、表面にザラザラとしたテクスチャーが生まれ、足がしっかりと固定されます。

これにより、ライディング時の安定感が格段に向上します。各サービスの基本機能と特徴

サーフボードにワックスを正しく塗る手順

ワックス正しい

次に、具体的なワックスの塗り方について、ステップごとに詳しく説明していきます。

ステップ1: 適切なワックスを選ぶ

ワックスには、気温や水温に応じたタイプが存在します。

一般的に、気温や水温が高い環境では硬いワックスが、寒い環境では柔らかいワックスが必要です。

以下は、気温や水温に合わせたワックスの選び方です。

  • トロピカル(25℃以上): 非常に硬いワックス
  • ウォーム(20℃〜24℃): やや硬いワックス
  • クール(14℃〜19℃): 柔らかめのワックス
  • コールド(13℃以下): 非常に柔らかいワックス

これらの違いに注意して、自分がサーフィンをする環境に適したワックスを選びましょう。

ステップ2: ワックスを塗る環境を整える

ワックスの効果を最大限に引き出すためには、適切な環境で塗ることが重要です。

理想的な気温は25℃前後です。暑すぎる場所ではワックスが溶けてしまい、冷たすぎると硬くなりすぎて塗りづらくなります。

また、できるだけ風の少ない場所で作業すると、ホコリやゴミがボードに付着しないのでおすすめです。

ステップ3: ワックスを塗る前に下準備

ワックスを塗る前に、まずサーフボードの表面をきれいに掃除しましょう。

ホコリや汚れが残っていると、ワックスがうまく定着せず、滑りやすくなる原因になります。

特に、ボードに既に古いワックスが残っている場合は、専用のリムーバーやスクレーパーを使ってしっかりと取り除くことが必要です。

ステップ4: ベースコートを塗る

ワックスを塗る際には、まずベースコートを塗ります。

これは、表面にしっかりとした下地を作るための工程で、ベースコートがしっかりと塗られていることで、その上に塗るトップコートのワックスが定着しやすくなります。

ベースコートは、ボードの足を置く部分、つまりフロントフットとバックフットが位置するエリアに塗ります。

以下の手順で行いましょう。

  1. ワックスをボードに円を描くように塗り始めます。
  2. 次に、斜めにワックスを塗っていきます。この動きを繰り返すことで、ザラザラした下地ができます。

ステップ5: トップコートを塗る

ベースコートが終わったら、その上にトップコートを塗ります。

これは実際に足が触れる部分に滑り止め効果をもたらすワックスです。

ここでも、同じようにボードに円を描くように塗り、ベースコートのザラザラした部分にワックスをしっかりと定着させます。

注意点

ワックスを厚塗りする必要はありません。むしろ、薄く均一に塗ることが重要です。厚く塗りすぎると、ワックスが硬くなりすぎ、逆に滑りやすくなってしまうことがあります。

ワックス塗りで注意すべきポイントとよくある失敗

サーフィン失敗

ワックスが均一に塗れない場合

初心者にありがちなミスとして、ワックスが均一に塗れず、滑りやすくなることがあります。

これは、塗る時の力加減や塗る角度が一定でない場合に起こります。

解決策としては、常に同じ力加減で、できるだけまっすぐにワックスを塗ることです。

また、ワックスを何度か重ね塗りすることで、表面を均一に仕上げることができます。

ワックスがすぐに乾いてしまう場合

特に暑い日や湿度が高い日に作業をすると、ワックスがすぐに乾いてしまうことがあります。

こうなると、うまくワックスが伸びず、表面にムラができやすくなります。

この場合は、作業する環境を見直すか、冷却ジェルなどを使ってワックスの表面温度を少し下げると良いでしょう。

ワックスが多すぎてべたつく場合

ワックスを厚く塗りすぎると、表面がべたつき、逆にグリップ力が低下することがあります。

この場合は、スクレーパーを使って余分なワックスを取り除き、再度均一に塗り直すことで対処できます。

ワックスの効果を長持ちさせるためのメンテナンス

サーフィンメンテナンス

ワックスを塗った後も、定期的なメンテナンスが必要です。

以下のポイントに気をつけながら、ワックスの効果を長持ちさせましょう。

  1. 定期的に古いワックスを除去する: ワックスは長時間使用していると劣化し、滑り止め効果が薄れていきます。古いワックスを定期的に取り除き、新しいワックスを塗り直すことが大切です。
  2. ワックスの保存方法: ワックスは高温や直射日光の当たる場所に放置すると溶けてしまいます。ワックスを保管する際は、涼しい場所に保管するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「サーフィン中に滑りやすいのはワックスのせい!? 正しいワックスの塗り方とその効果」についてご紹介しました。

これで、ワックスの塗り方や選び方に迷うことなく、サーフィン中の滑りを防ぐことができます。
ぜひ、この知識を活かして、次回のサーフィンでより良いパフォーマンスを発揮してくださいね。

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